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自分用備忘録的要素強目

愛のレキシアター『ざ・びぎにんぐ・おぶ・らぶ』

愛のレキシアター『ざ・びぎにんぐ・おぶ・らぶ』

赤坂ACTシアター
3/16 18:30

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レキシと梅棒。
初めに公演の情報解禁された時に『そんなの!絶対に!面白い奴!じゃん!!』と思ったけど、実際本当に面白くて楽しくてすごく満足。企画した方々、作った方々のセンスの素晴らしさにスタンディングオベーション
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梅棒は振付とアンサンブルとしての出演。
梅さん、としょさん、かずやさん、すいーつさんの4人。
なんか珍しい組み合わせだなという印象がいつまでも拭えない。
(今人さんはキャストオーディションから関わり、演出?構成?の案などの提案をした、と3/23のツイキャスで話してましたね。)
アンサンブル、他にもYOUさん徳子さん佐久間さん五十嵐さんなど梅棒公演他でゆかりのある方々が沢山でそれもまた楽しい。
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レキシといえば、2003年4月〜2006年3月までスペシャで放送していた『熱血!スペシャ中学』という番組がありまして。私は当時高校生でスネオヘアーが好きだったのですが家でスペシャが見られず友達に頼んで毎週録画してもらった思い出深い番組で正に青春そのもの…。そのスペ中で初めて池ちゃんの存在を知り、その後のスペ中学園祭放送回で見たのが初めてのレキシ。
スペ中学園祭、出演者の方々はそれぞれ『部活動』と称して自分のバンドでライブしてたのに池ちゃんだけはSUPER BUTTER DOGではなくレキシとして赤い学校ジャージ(番組のスタッフが着てた奴)でライブしてて、シャカッチ(永積さん)は何故か忍者の格好で当時の私はまだSUPER BUTTER DOGの事も永積さんの事もよく知らなかったので放送を見ながら(あの忍者、バンドメンバーにしてはやたら存在感があるな…)と思っていた。本当に謎だった。
いやー懐かしい。スペ中で色んな音楽を知ったなー。スペ中の影響で今だにいとうせいこうさんの事を先生と呼んでしまう。
先生が笑っていいとものテレフォンショッキングに出た時にレキシ(1stアルバム)のポスターを持参してて、貼られたポスター見て『まさか池ちゃん(の写真)がいいともに出るなんて…!』とテンション上がったのを覚えているけど、それが今や連ドラ出演してたりファブリーズCMで園長先生したりしてて、いつの間にかお茶の間への浸透度が凄い。流石池ちゃん…。
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そんなこんなで池ちゃん=レキシは昔から知ってたのですが曲としては1stアルバム『レキシ』と2nd『レキツ』。そのあとはアルバム買ってなくてYoutubeの公式で観られる曲しか聴いてなかったから今回の観劇前に出てるアルバム一通り揃えて聴いてみて、観劇後もレキシばっかり聴いてるんだけど、本当に曲の振り幅の大きさとクオリティがハンパねぇよなーやっぱハンパないよなーパねぇパねぇな織田は強いな……(突然のTakeda)
…で、その振り幅の大きい曲をあれこれ使いつつ一本のお芝居にする。て書くと梅棒ぽいし、観る前はTOKYOTRIBEみたいにかなり梅棒ぽくなるのかなーと思っていたけどやはり手法が全く違うので演出としてというか構成としてというかそういう意味での梅棒ぽさは感じなかった(梅棒ぽさもあるんだろうけど梅棒以外の要素が強過ぎて感じられないんだ多分。八嶋さんとか八嶋さんとか八嶋さんとかあと八嶋さんとか)…だけど何故か『梅棒要素』はめちゃくちゃに入ってるので(河原さんの趣味なのか?)本筋に関係ない色んな所で昂まってしまってまー楽しかった。もう一回観たかった。観ればよかった。あとやっぱり願わくば拓矢さんにも出てほしかった…残念だ…仕方ないけど…。
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以下。自分用メモ。ストーリーは追わない。

冒頭の映像。池ちゃんの訃報からの葬式からのいとう先生=足軽先生。足軽先生無くしてレキシは始まらないと思うので映像のみとはいえ先生の登場はかなり嬉しい。

ストーリーテラー、ウォルトレキシー八嶋さん。八嶋さんまじ八嶋さん。演劇おばけて感じ。演劇おばけと言えば一色洋平さんですが一色さんも2.30年経つとあんな感じになるのだろうか。

引きこもりニート山本耕史さん。のっけから八嶋さんが『山本耕史くんでーす』『よくぞオファーを受けてくれた!』はずるい笑。劇中でも曲間の舞台転換について言及したり、代役という説明をしてしまう役名:代役侍とかメタ発言めっちゃ多いのにそれも含めてひとつの作品としてまとめ上げる力技がすごい。

主演山本耕史だったのに山本耕史を観た気があんまりしない。八嶋さんを観た気はめっちゃする。八嶋さんまじ八嶋さん。

アンサンブル、もうとにかく色んな所に色んな役で出てくるので追い切れない。振付は相変わらずどこのが誰のかは全く分からないしどんな振付で踊ってたか観た端からすぐに忘れていくので何も思い出せない…!梅棒観始めて結構経つけれど未だにダンスを言語として認識できてない。難しい。

牛の被り物して牛車引いてるとしょさんとずやさんかわいい。

アメフト部?の梅さんのヘルメットの絶妙な被れてなさが気になる。

としょさんの似合わない女装グッジョブ👍嫌いじゃない。

『そうだレキシーランド行こう feat.MC末裔・MC四天王』
これを、この曲を、劇場で、大音量で聴ける。てのがかなりかなり楽しかった。この曲無くしてこの舞台無し。マジでどっかに建設してほしいレキシーランド

松岡茉優さんのネズミ小僧にハートを撃ち抜かれるアンサンブルの人達の衣装を全く覚えてない…町人…?…多分ハート部分しか見てなかった…。

アンサンブルの永井さんがたまに梅棒のつるさんに見えてしまってあれあれ?てなってた。

としょさんとYOUさんが横並びとか前後とか近くで踊ってるとついついニヤニヤしてしまう。

『落ち武者』という単語が出てきた時点で笑ってしまうし、その後でもう正しく期待通りの落ち武者の姿で梅さんが現れた時の我々梅棒ファンの『待ってました感』すごい。
矢刺さってんじゃん。
壮六じゃん!!
クロスジンジャーハリケーンじゃん!!!!
しかも同じ場面ですいーつさんが傘屋さんの格好で出てるのでこれまた熱い。
甘之丞じゃん!!!
風桶じゃん!!!
落ち武者と傘屋喋ってんじゃん!!!
CGHと風桶の軽率なクロスオーバーじゃん!!!!
オタクが!好きな!奴!じゃん!!
ありがとう河原さん!!!

にこにこしながらお団子テイクアウトしていく落ち武者可愛い。
その後斬られて血吐いて倒れる落ち武者悲しい。労災かな。

ちんどん屋?の梅さんの装備についてるピグミーマーモセットみたいなの気になる。私が観たこの時の梅さんはカイルさんと小競り合いをしていた。

ふんどしダンサーがふんどしダンサーとして出てきた時はもう思わず手を叩いて喜んでしまった。ふんどしで踊ってほしいと思ってたけど本当にそのままで出てくるとは…!全体通して、本当に期待を裏切らない舞台だなぁと笑
どセンターで照明に照らされる五十嵐さんの尻。
ニッチが過ぎるけど思い切りも良過ぎて逆に気持ちがいい👏👏👏

としょさんの使い方が最高。山形出身?の謎の白塗りキャラ最高。私はとしょさんの真顔が好きです。とんちなめんなぁ!て謎にキレる坊主(一休さん)も最高。通常時のおかっぱぽい髪型も色気あって良き。

ミミズ持ってるすいーつさん『なんかぷるぷるしてるぅ!!😫』
半ズボンあざといですね。

YOUさん徳子さんのいじわるな姉2人も最高。松岡茉優さんの落ち武者ヘアは衝撃。YOUさんも徳子さんも台詞喋ってるのを観るのがとても新鮮。声がかわいい。

八嶋さん、張り付けからの斬首からの晒し首からの復活。
いやー飛んだ首をとしょさんが抱きしめてたらめっちゃTOKYOTRIBEだったのになー最終的に山本さんに蹴飛ばされてた首。からの復活の呪文=Takedaの使い方がずるい笑
Takedaのリズムに合わせて晒し首を突っつくカラスがとても良い仕事をしていた。

旧石器ベイベ、和也さん梅さんとしょさん五十嵐さんがそれぞれ短めだけどソロでラップパート歌うのとても熱い。名曲。

旧石器時代縄文人の時の和也さんの虚無顔=虚空を見つめる顔はまじ秀逸…。正に虚無。一体何を考えているのか。何も考えていないのか。宇宙と交信してそう。

ナウマンゾウが出てきて一瞬心の中の吉田兄弟が『ま、マンモスだー!』て叫びかけたけど横っ腹にでっかく『なうまん』て書いてあるから(あっマンモスじゃないですねさーせん)とスッと我に帰るものの、その後更に巨大なゾウが上手からにょきっと鼻先だけ出てきたので我慢できずに心の中の吉田兄弟に『マンモスだー!!』て叫ばせた。ちょっとすっきりした。

最終的にキャストと客席全員で稲穂を持って『狩りから稲作へ』の大合唱。幸せかよ。もはやこの曲がストーリーにどう関わってくるのかは全然覚えてないけど最高のシーンだった。名曲。

 

あと何があったっけ…?

とてもとても一度では観切れない。
とりあえず楽しかった記憶しかないですありがとうございました😊